目次
概要
Jupyter Notebook / Jupyter Lab を使用した際に、自動生成されるチェックポイント .ipynb_checkpoints
が生成される場所を変更する方法を紹介します。
.ipynb_checkpoints ディレクトリ
Jupyter Notebook / Jupyter Lab でファイルを開いた場合、Notebook の状態を記録する .ipynb_checkpoints
というディレクトリが作成されます。
デフォルトでは、開いた Notebook と同じ階層に作られますが、c.FileCheckpoints.checkpoint_dir
を設定することで作成される場所を一箇所にまとめることができます。
設定方法
1 jupyter_notebook_config.py を作成する
~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
が存在しない場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行して作成します。
jupyter notebook --generate-config
2 jupyter_notebook_config.py を編集する
~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
を開き、c.FileCheckpoints.checkpoint_dir
を追加します。
c.FileCheckpoints.checkpoint_dir = "<チェックポイントを作成するディレクトリのパス>"
3 Jupyter Notebook を再起動する
既存の .ipynb_checkpoints
ディレクトリを削除する
以下のコマンドでカレントディレクトリ以下の .ipynb_checkpoints
ディレクトリをすべて削除できます。
rm -rf `find -type d -name .ipynb_checkpoints`
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