概要
matplotlib の pyplot.clabel()
で pyplot.contour()
で作成する等高線にラベルをつける方法について解説します。
pyplot.clabel
引数
名前 | 型 | デフォルト値 |
---|---|---|
CS | ContourSet instance | |
ラベルを付ける ContourSet オブジェクト | ||
levels | array-like | None |
ラベルを付ける必要がある等高線のリスト。リストは CS.level のサブセットである必要があります。指定しない場合は、すべての等高線がラベル付けされます。 |
pyplot.contour()
の返り値である ContourSet
オブジェクトを pyplot.clabel()
に渡すことでラベルが付けられます。
In [1]:

ラベルを表示する等高線を選択する
デフォルトではすべての等高線にラベルが表示されますが、第2引数にラベルを表示する等高線のリストを渡すことで、その等高線にだけラベルが表示されます。
すべての等高線の値はpyplot.contour()
の返り値である ContourSet
オブジェクトの ContourSet.levels
で確認できるので、その中からラベルを表示する等高線を選びます。
In [2]:
[ 0. 40. 80. 120. 160. 200. 240. 280. 320.]

ラベルの色を指定する
colors
でラベルの色を指定できます。
1つの色を指定した場合はすべてのラベルは同じ色になります。
In [3]:

描画する等高線のラベル数と同じ数の色の一覧を指定することで、等高線のラベルごとに色を指定できます。
In [4]:

ラベルと等高線間の余白を設定する
inline=True
の場合、ラベルの周りは等高線を表示しません。その場合、inline_spacing
でその幅を指定できます。
In [5]:

コメント