概要
matplotlib の stem plot で離散データ列を可視化する方法を解説します。
plt.stem – 離散データを描画する
stem plot は、垂直な線で離散データ列を可視化したグラフです。 名称は base から複数の stem が伸びている葉に由来します。
- 引数
- x: x の値一覧
- y: y の値一覧
- linefmt: 幹の線のスタイル
- markerfmt: マーカーのスタイル
- basefmt: 茎の線のスタイル
- bottom: 茎の y 座標 (デフォルトは0)
- label: ラベル
- use_line_collection: warning が出るので、matplotlib 3.3 がリリースされるまでは True を指定しておきます。
- 返り値
- StemContainer: stem plot を構成するオブジェクト
In [1]:

幹の線、茎の線のスタイルを設定する
linefmt
で幹の線のスタイル、basefmt
で茎の線のスタイルを設定できます。
指定する方法は plot() の fmt
と同じです。
In [2]:

マーカーのスタイルを設定する
markerfmt
でマーカーのスタイルを設定できます。
指定方法はこちらを参照してください。
In [3]:

茎の y 座標を設定する
bottom
で茎の線を引く y 座標の位置を指定できます。デフォルトでは y = 0
の位置に引かれます。
In [4]:

ラベルを設定する
label
でラベルを設定できます。
In [5]:

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