VSCode – ターミナルで Bash ショートカットを使用する方法を解説

概要

この記事では、VSCode のターミナルで Bash のショートカットを使用する方法について解説します。

ターミナルのショートカットを有効にする

VSCode のターミナルでは、デフォルトのショートカットキーが VSCode のエディタと競合することがあります。 これにより、ターミナルでの Bash ショートカットがうまく機能しない場合があります。 この問題を解決するために、terminal.integrated.sendKeybindingsToShell と terminal.integrated.commandsToSkipShell 設定を使用して、ターミナルでのショートカットキーの動作をカスタマイズする方法について説明します。

terminal.integrated.sendKeybindingsToShell を有効にする

この設定を有効にすると、特定のキー入力が VSCode のエディタではなく、ターミナルに送信されるようになります。こ れにより、ターミナルでの Bash ショートカットが正常に動作するようになります。

terminal.integrated.commandsToSkipShell の設定

一部のコマンドは、ターミナルでなく、VSCode のエディタで処理したい場合は、terminal.integrated.commandsToSkipShell でそのコマンドを指定します。デフォルトの VSCode ショートカットを維持しつつ、カスタムの Bash ショートカットを使用する場合に便利です。

以下のように、settings.jsonファイルに直接設定を追加することもできます。

{
  "terminal.integrated.commandsToSkipShell": [
    "workbench.action.terminal.new",
    "workbench.action.terminal.split"
  ]
}