概要
matplotlib の pyplot.errorbar()
で誤差棒付きの折れ線グラフを作成する方法について解説します。
y 軸方向の誤差棒
yerr=err
で各点に [-err, err]
の誤差棒を付けられます。
In [1]:

yerr=[err1, err2, ..., errn]
で点 xi
に [-erri, erri]
の誤差棒を付けられます。
In [2]:

yerr=[[err_min1, err_max1], [err_min2, err_max2], ..., [err_minn, err_maxn]]
で点 xi
に [err_mini, err_maxi]
の誤差棒を付けられます。
In [3]:

x 軸方向の誤差棒
xerr
で x 軸方向に誤差棒を付けられます。
In [4]:

誤差棒のスタイルを設定する
誤差棒の色、太さ、末端のキャップをカスタマイズできます。
ecolor
: 誤差棒の色elinewidth
: 誤差棒の太さcapsize
: 誤差棒のキャップの大きさcapthick
: 誤差棒のキャップの太さ
In [5]:

誤差棒に下限、上限が存在しないことを表す矢印を付ける
誤差棒に下限、上限が存在しないことを表す矢印をつけることができます。
lolims
: True の場合、y 方向の誤差は下限しか存在しないことを表すため、上限が存在しないことを意味する矢印を +y 方向に付けます。uplims
: True の場合、y 方向の誤差は上限しか存在しないことを表すため、下限が存在しないことを意味する矢印を -y 方向に付けます。xlolims
: True の場合、x 方向の誤差は下限しか存在しないことを表すため、上限が存在しないことを意味する矢印を +x 方向に付けます。xuplims
: True の場合、x 方向の誤差は上限しか存在しないことを表すため、下限が存在しないことを意味する矢印を -x 方向に付けます。
In [6]:

In [7]:

誤差棒を表示する間隔を設定する
errorevery
でサンプル点のうち、何個おきに誤差棒を設定するかを指定できます。
In [8]:

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